ライダースジャケットだけじゃないバイク用ジャケット
数年前から普通のファッションとして流行をしているのがライダースジャケットです。
ライダースジャケットはいわゆる「甘辛コーデ」によく使用されており、フェミニンなワンピースなどの上に重ねて着用することでギャップを楽しむことができます。
そのこともあってライダースジャケットはバイクショップだけでなく、普通のファッションショップで安く購入することができるようになりました。
しかし注意をしてもらいたいのが、普通のお店で販売されているライダースジャケットは本当の意味での「ライダー向け」のものではないという点です。
もともとライダースジャケットはアメリカで流行していた黒革のジャケットのことで、厚手で丈夫な生地と複数のポケットがついているというところに特長があります。
バイク乗車時の転倒から体を守ってくれ、チャックで閉じられるポケットがいくつもあることから、乗車中に身の回りのものを取り出せるのがメリットです。
しかしファッション向けに作られたものの場合、素材も合皮やナイロン製となっており耐久度があまりありません。
レトロなライダースジャケットとは別に専門店で販売されているものの場合、胸や背中、肘などにあらかじめプロテクターが内蔵されていたりします。
本皮のクラシックなライダースジャケットも、実際に着用してバイクに乗ってみると案外保温性がなかったり、重くて使い勝手が悪かったりといったこともありますので、その点は理解して着用してもらいたいです。
安全性を重視する場合のジャケット選び
女性用バイクグッズが充実している現在では、違和感なく着こなしができる女性向けバイクジャケットも多く販売されています。
ライダースジャケット風のものの他にも、ミリタリーテイストであったりモッズコート風であったりと、かなりデザインの優れたジャケットが多く見られるのです。
冬用のウェアもありますので、まず季節によって使えるものをいくつか選んでみるとよいでしょう。
バイク用ジャケットの便利な点は、それを着用すればプロテクターも簡単に身にまとうことができるという点です。
ですがジャケットとは別にプロテクターを用意することで、好きなジャケットやコートで乗車をすることができます。
プロテクターは胸部と背中がセットになっていたり、肘や膝に取り付けるタイプなどがあり、軽くて強度の高いものも多くあります。
女性の場合は特にプロテクターを着用するとスタイルが崩れてしまうことを気にして、あまり本格的なバイク用ジャケットを着用しない傾向がありますが、いざという時のことを考えれば常に着用しておくようにしてください。