おしゃれなオープン型ヘルメット
バイクの免許を取得して、まず最初にするべきこととしてヘルメット選びがあります。
自分でバイクを所有するにしてもレンタルをするにしても、必ずバイクに乗る時にはヘルメットを着用しなければいけません。
ヘルメットは体の安全を守るために着用するものですが、それと同時にライダーファッションとしてもかなり目立ちます。
せっかくお気に入りのバイクに乗るのですから、やっぱりお気に入りのヘルメット選びにもこだわりたいところですね。
ヘルメット選びをする時に、まず注意をしたいのがヘルメットの安全性です。
ヘルメットには色々形状があり、排気量や用途に応じて使い分けしていくことになります。
バイク用ヘルメットとして一般的なのが「フルフェイス型」と言われる顔全体をすっぽりと覆うタイプのものです。
しかしフルフェイスヘルメットは顔全体をホールドして保護するという構造上、女性にとってはメイクやコーディネートの関係でちょっと使いづらいということもあります。
ただし安全性というところで比較するとやはりフルフェイスヘルメットがダントツで高く、バイク転倒時にケガをする割合が高い顎の部分を守れるというのはかなり大きいメリットです。
一方で女性に人気が高いのが「ジェット型」で、顔の部分がオープンになっています。
ジェット型はフルフェイスヘルメットの顎の部分がない後頭部全体を覆う形状をしており、大きなシールドが付属しているのが普通です。
こちらは海外製のおしゃれなデザインのものも多く、女性ライダーのほとんどが一つは持っているのではないでしょうか。
排気量によっては使えないタイプもあるので注意
他にもヘルメットの形状として、「システム型」「オフロード型」「ハーフ型」があります。
「システム型」というのはフルフェイスとジェットの両方のよいところをあわせたタイプで、フルフェイスヘルメットの顎の部分が顔の上に開くようになっています。
そのため安全性とファッション性の両方があり、使用しやすいという点がメリットです。
「オフロード型」は基本的にはフルフェイスヘルメットと同じ顔全体を覆うものですが、顎の部分が大きくせり出しており、開口部にひさしがついているのが特長です。
過酷な環境で走行することが多いオフロードでの使用を前提としています。
最後の「ハーフ型」ですが、これは頭頂部のみを守る半円形のキャップタイプです。
こちらは50ccの原付のみの使用が許可されているので、排気量の大きなバイクで使用をするのは法規違反となってしまいます。
海外製のヘルメットではこのハーフ型も多く販売されているので、まちがえて購入しないように気をつけてください。