教習所に申し込むことのできる年齢
最近、バイクを乗り回す女性がかなり増えてきています。
通勤は電車だし買い物は家の近くで済ませられるからバイクは必要ないけれど、ツーリングを楽しむためにバイクを習いたいという女性は年々増えてきています。
バイクに乗るためには教習所に通って免許を取る必要があり、教習所に申し込むためには一定の年齢以上でなければなりません。
バイクに乗るための二輪免許には「普通二輪免許」と「大型二輪免許」のふたつがあります。
普通二輪免許を取りたいのであれば教習所に入所する時点で満16歳以上でなければなりませんし、大型の方であれば満18歳以上であることが条件になります。
さらに視力も大切なポイントで、片眼ずつがそれぞれ0.3以上でしかも両眼合わせて0.7以上の視力がないと教習所に入れません。
赤・青・黄色が識別できるかどうかも重要です。
教習所に申し込む際に必要なもの
教習所に申し込むためには住民票と本人を確認する書類が必要です。
住民票は3ヶ月以内に発行された本人記載のもので、本籍地やマイナンバーの記載は必要ありません。
なお、外国籍の場合には国籍が明記されている住民票が必要です。
各市町村で発行している仮住民票記載事項通知書では不十分ですので、注意しましょう。
本人を確認する書類は健康保険証か住民基本台帳カード、あるいはパスポート、在留カードなどです。
教習所に入校してから卒業までの流れ
教習所に必要書類を提出して入学手続きを済ませた時点で、適性検査が行われます。
適性検査の後、第一段階の技能と学科の教習がスタートします。
この段階での最終教習は「見きわめ」と呼ばれており、見きわめに合格すれば第二段階の技能と学科の教習を始めることができます。
第二段階の教習が終わると「技能卒業検定」というものを受けなければならず、これに合格すれば晴れて卒業となります。
入学してから免許が取れるまでの期間は人によっても違いますが、だいたい1ヶ月半〜3ヶ月が目安です。
また、教習所には通学で免許を取る以外に「合宿教習」というものがあります。
合宿教習では10日位で学科の教習と実技を修了することができるようになっているので、短期間で免許を取りたい人にはおすすめです。
中には女性ライダーが苦手なところを重点的に教えてくれる教習所もありますから、バイクに乗るのに自信がないという人はこういう教習所を選ぶのもいいアイディアではないでしょうか。
また、二輪免許と普通自動車免許を同時に取得できる合宿校もあります。
この場合、最短22日で両免許を取得することができます。
免許は就職にも資格として申請できるので、面接などの際にも何かと有利になるかもしれません。