免許の更新手続きの流れ

二輪免許の更新期間について

バイクの免許というのは、一度取得してしまえばそれでいいというわけではなく、定期的に更新手続きを行う必要があります。
更新や書き換えを怠ると免許証を失効してしまいますので、毎日バイクに乗る人でなくても注意をしなければなりません。

バイクの免許証の有効期限は、免許を受けた日から数えて3回目の誕生日までとなっています。
ですから、誕生日の10日前に免許を受けた人の場合、有効期限は2年ちょっとです。
誕生日の5日後に免許を受けた人の有効期限はほぼ3年間ですから、免許を取得する時期によって有効期限にはかなりの違いが出てきます。

免許を更新する際に免許の所持期間が5年以上経っており、違反行為が全くないか、あるいは軽微なものであれば有効期限は5回目の誕生日にまで延長されます。
なお、70歳以上の人は無事故の優良運転者でも有効期限が4回目の誕生日、71歳以上になると3回目の誕生日に短縮されます。

免許を更新できる期間は、有効期限が満了する年の誕生日の1ヶ月前から1ヶ月後となっています。
海外出張などのやむを得ない事情があり、上記の2ヶ月間に更新できない場合には、定められた期間よりも前に更新をすることも可能です。

免許を更新する場所と手数料

バイクの運転免許更新は、管轄の警察署か運転免許センター、運転免許試験場で行います。
更新ができるのは基本的に月曜から金曜日までなので、受け付けてくれる時間帯はあらかじめ確認しておいた方がいいでしょう。
一部の運転免許センターでは、土日でも免許更新の受付を行っています。

免許を更新するにあたっては、バイク講習を受けることになります。
バイク講習には5種類あり、費用はそれぞれ「優良運転者講習(700円)」「一般運転者講習(1,050 円)」「違反運転者講習(1,700円)」「初回更新者講習(1,700円)」「高齢者講習(無料)」です。
これ以外に更新手数料として、一律2,250円がかかります。

免許更新の際に必要な書類

免許更新の時期が近づくと、「運転免許証更新連絡書」という通知のハガキが届きますので、このハガキと現在持っている運転免許証を持参して手続きに行くことになります。
運転免許証更新連絡書には、更新期間と手続きを受け付けている場所、手数料などが記載されていますので、必ず確認するようにします。
引っ越しをしたのに運転免許証の住所変更手続きを怠ってしまうと、通知ハガキが届かないので注意しましょう。

更新期間満了日に年齢が70歳以上になる人は、高齢者講習終了証明書も持参しなければなりません。
更新する時に住所を変更したいのであれば、健康保険証か住民票の写しも持っていくのを忘れないようにしたいものです。


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