お尻が痛む原因は「圧迫」と「振動」の2通りある
バイクのお尻が痛む主な原因は、お尻の圧迫による血行障害のよるものです。
長時間同じ姿勢で座りっぱなしになることで、お尻に体重がかかり、血流が制限されます。
お尻の血流が悪くなると、乳酸がたまり筋肉が張って、その結果として疲労や痛みが生じるのです。
つまり、筋肉痛を起こしている状態ということです。
特にバイクのサドルは体重を支えている部分であり、合っていないサドルを選んでしまうと、お尻への圧力が分散されません。
そのため、自分の体型に合った適切なサドルを選ぶことが重要です。
硬すぎず柔らかすぎず、座り心地が良くてお尻への圧力を分散できるサドルを選ぶとよいでしょう。
また長時間同じ姿勢で座りっぱなしになることが、お尻の痛みの原因となります。
立ち上がり、軽い運動やストレッチを行うことで血流の改善が期待でき、筋肉の疲労を軽減できます。
走行中の道の凸凹やエンジンからの振動もお尻の痛みの原因で、振動はバイクのサスペンションやサドルを通してお尻に伝わります。
お尻の痛みを軽減する措置がされていないと、直接振動がお尻に響いてしまうため、長時間の運転でお尻が痛くなるのです。
特に舗装の悪い道路や未舗装の路面では、バイクからの振動や衝撃が強くなります。
お尻の痛みの原因は2通りありますが、どちらが原因によるものでもお尻の痛みは筋肉の疲労のため、すぐには完全には回復しません。
お尻の痛みを軽減するライディングウェアを使用することで、お尻にかかる圧力を分散し振動を軽減し、痛みも軽減させることが期待できます。
おすすめのゲルザブとその効果
バイク用のクッションとして、ゲルザブが有名です。
さまざまなゲルザブがありますが、おすすめは、株式会社プロトのゲルザブシリーズです。
エクスジェルというゲル(流動性)とゴム(形状回復性)のふたつの性質を組み合わせたことにより、ツーリング中のお尻の痛みを軽減してくれるグッズです。
とくにエクスジェルがすごいのが、衝撃吸収力です。
エクスジェルはゴムなので、ウレタンのように座ってもお尻が沈み込みません。
体重を均等に分散する効果があり、お尻にかかる圧力を広い面積に分散させ、痛みを軽減してくれます。
お尻の一点に集中的に圧がかかると、お尻どころか骨盤まで痛めてしまいます。
とくにバイクを始めた初心者の方が骨盤を痛めやすく、そして骨盤の痛みはなかなか取れないのがネックです。
エクスジェルはウレタンの10倍以上の衝撃吸収力を誇り、ツーリング中のお尻への衝撃をやわらげてくれて、長時間のツーリングでも快適性をそこないません。
お尻への痛みや疲労をやわらげられることで、ストレスを軽減し、楽しくバイクに乗ることができます。
ただし、ライダーの体型や感じ方、好みによって最適なゲルザブは異なるため、自分に合ったゲルザブを見つけることが大切です。