ツーリングで仲間についていけません

仲間にまだ乗り慣れていないことを伝えておく

バイク初心者のころは、毎日が冒険の連続です。
信号で停まる、再び発進する、カーブを曲がる、たったそれだけのことでもドキドキの連続という人も多いのではないでしょうか。

しかしそんな状態に少し慣れてくると、今度はツーリングに行きたいと思うのが人情です。
ツーリングは市街地よりも長距離を走らなければなりませんが、美しい風景を眺めたり、途中で休憩して山からの景色を堪能したりと楽しむ要素がたくさんあります。
初めてツーリングに行く際は、必ずベテランのライダーも混じった少人数のグループで行くことをおすすめします。

あまり大人数だと自分の動きを誰も把握してくれませんし、他人のペースに合わせて走るのにかなり苦労することになります。
ですから、初心者と走ることに慣れているベテランライダーに必ず付いてもらうようにしましょう。

初心者ばかりのグループでは、道中でトラブルがあった場合にうまく対処することができません。
一緒に行く仲間が知らない人同士の場合には、自分がツーリングに慣れていないことを最初にきちんと伝えておけば大丈夫です。

信号で分断された場合には?

ツーリングといっても、出発点は市街地です。
この市街地を出る前に、信号でひっかかってグループから分断されてしまうことがあります。
特に3台以上のマスツーリングでは信号での分断が多いのですが、このとき焦って信号無視するのは危険なので絶対にやめましょう。

万が一信号で分断された際のルールを最初に決めておけば、混乱を避けることができます。
交差点の先に待機できる場所を見つけてそこで分断された仲間を待つようにしておけば、はぐれずにすみます。

「千鳥(ちどり)走行」という基本隊形をキープし、お互いのライダーの顔が見えるかどうかを確認しながら走れば信号で分断される危険性も減ります。

ワインディングを走る場合

ワインディングでは一列縦隊が基本です。
他の人のペースが早すぎて追いつかないような場合には集合地点を決めておいて、そこで待っていてもらうようにしましょう。
焦って走って他の人に合わせるより、マイペースで走るのがおすすめです。

集合地点は道の駅やSAなど、わかりやすいところにしておくことが大切です。
ワインディングはツーリングの醍醐味でもあるわけですが、初心者のうちは体力的にも精神的にもかなり疲れるので、休憩はこまめにとらなければなりません。

夏などは路面温度が高くなってアスファルトが軟らかくなり、滑りやすくなることも考えられますからくれぐれも慎重なツーリングを心がけてください。
ツーリングの前日は消化のいいものを食べて早めに寝るといった心がけも大切です。


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