グローブ

バイク用グローブの選び方

夏場でも忘れずに着用したいバイク用グローブ

教習所で初めて技能教習をするとき、必ず着用するように言われるのがヘルメットとグローブです。

バイクに乗車するときにヘルメット着用は義務となっていますが、グローブについては必ずしもなくても違反というわけではありません。

ですが実際の乗車を考えるとグローブがあるのとないのとでかなり快適さが大きく異なりますので、夏場であっても忘れずに着用するようにしておきましょう。

バイク用グローブにもいろいろな種類がありますが、いずれのタイプにも共通しているのが丈夫な素材で手の甲部分にプロテクターがついているということです。

これはバイクに乗っていて転倒してしまった場合に備えるためですが、その他にもグローブを着用することで防寒・防風・防振などのメリットがあります。

バイクグローブとして販売されている製品の価格もピンからキリまであり、かなり安価で購入できるものもあれば、本皮製で数万円もするような高級品もあるほどです。

ただしバイクグローブは一つあればそれで十分というわけではなく、季節や環境によって使い分けをすることで、より快適なバイクライフを送ることができます。

用途別のグローブの選び方

まずバイク用グローブをざっくりと種類で分けてみると「レーシンググローブ」「メッシュグローブ」「シーズングローブ」「ウィンターグローブ」といったものがあります。

「レーシンググローブ」というのは文字通りサーキットを走行するプロのライダーも着用している種類のもので、丈夫さを最優先させており、まるで小手のようなごついプロテクターがついているのが特徴です。

その反面で操作性もかなり意識されているので、本皮でなめらかな肌触りをしています。
当然のことながら非常に高価で、数万円程度は当たり前という価格帯です。

次に「メッシュグローブ」ですが、こちらは通気性を意識した軽量グローブです。
手のひら部分や手の甲のプロテクター部分以外がメッシュになっており、夏場の暑い時期でも快適に着用できるよう、通気性と速乾性が意識されています。

「シーズングローブ」は教習所でも使用される最も一般的なバイクグローブで、ポリエステルやネオプレーンといった軽くて安い素材が使用されているものです。

「ウィンターグローブ」は文字通り冬の寒い時期に使用するもので、シーズングローブよりも厚手で密閉性があり、ものによっては二重づくりになっていて、内部にフリースなどの温かい素材が使われていたりします。

さまざまなメーカーから販売されていますが、初心者ライダーならオールシーズン向けのものでだいたい数千円くらいの価格帯で探せば、そこそこ長持ちしてよいものを購入できるでしょう。


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